サッカー試合をビジネスになぞらえる
サッカーは点の取り合いで、点が入らないと勝負がつきません。
点は、ビジネスで言うとお金です。お金が入らないとビジネスが成り立ちません。
お金の入らないビジネスは、ただパスを回しているだけ。
横パス、バックパスを繰り返すのみ。
一見ボール支配率が高いので、有利に進めているように見えても、その実、何ら有利でもない。
多くのお金の入らない、儲からないビジネスと同じ。
点につながる縦パスをいかに入れるか、積極的にサイドを使うか、ドリブルで切れ込むか。
点の入る前にこうした活動が必要で、ビジネスもこの動きがないと、徒労どころか、お金が出ていくばかりです。
自分の強み、得意分野、重点活動、PR等駆使していわば“縦パス”等を入れないと点イコールお金に結び付きません。
こうした縦パスの意思があると、一見何のつながりも持たない横パス、バックパスも生きてきます。
むしろ、こうした横パス、バックパスが効いてきて、縦パスも通りやすくなってきます。
一見ビジネスにつながらないようなIT媒体も予期せぬビジネスチャンスにつながる可能性が出てくる、ということです。
お金に直接結び付く技術、能力をバックにしたうえでの、余裕というか遊びというか、それがまたビジネスに生きてくる気がします。